2005/08/02(火) 晴れ
長岡まつり大花火大会 初日 その1
 

            

新潟県長岡市信濃川河川敷にて打ち上げ
画像を選択すると大きい画像が見れます

撮影画像 撮影記 撮影状況

 画像の著作権は
撮影者たるきーぼーに
有りますので、無断転用、
転載を禁じます。
 大企画の復興祈願フェニックス花火が盛大に行われるとの事で
これは是非行かねばと、夏休み分の有給を注ぎ込み
片道500Kmを遠征。車を停め10時少し前に会場入り。
 14時からの場所取り解禁に向け平日にもかかわらず
そこそこの人が堤防上に。堤防より中の河川敷には
14時にならないと入れない。警備員、係員が多数立っており、
厳しく制限をしており、流石は日本三大花火と感心。
 到着後早速三脚を置き、堤防上で待機。
 既に堤防上の柵には三脚がずらっと。私も開いているスペースを物色し、
長生橋と三尺玉の入る場所を確保。

 オレンジの場所が私の確保した辺り、青が三尺の上がるエリア 

 ちなみに柵に三脚を括りつけていても、14時の場所取り解禁時に
その場にいなければ意味が無い。柵の前後に人が来る為、三脚が
有ろうと無かろうと人が座る為、後から来ても後の祭。
 三脚を撤去する事に。


 少しばかり長岡市外を散策し、駅にて二尺、三尺玉の打上げ筒、が
展示されており、花火に対する長岡の意気込みを感じる。
 是非長岡に行った時はこちらの筒をチェックして欲しい。

 この日は幸か不幸か晴天で酷暑。 
 近くに大型のスーパーが有り(うおろく)買い物には苦労は無し。
 感心は他にも有り、メイン観覧場となる堤防、河川敷に
的屋無し!!!堤防道路の幅がそんなに大きくなく、安全面から
的屋をだす事が難しい事もあるが他の大会も見習うべき好会場。

 移動には折りたたみ自転車を持参し、機動力発揮。
 更に堤防裏の小公園が駐輪場として運用されており、
大助かり。

 14時の場所取り解禁時間の10分前からなんと時報が放送され、
周りの空気も段々ぴりぴりし、13時位からは何所から
沸いてきたのか?と思う位の人が堤防のゲート付近に終結。
 14時と同時に一斉になだれ込みあっという間に河川敷の
めぼしい場所はシートで覆われていった。
 会場の入り口では係員がゴミ袋を配っていた。
 ゴミの少ない花火を目指し、全て回収するとの事。
 ペットボトル用と、その他ゴミ用の2枚で、終了時に
ゲートにて置いて行って貰うと言う物である。


 14:06時 既にびっしり場所取りシートが。

 三脚をやっと広げる事が出来き、堤防の最全面に無事
場所を確保し、周辺の方々とご挨拶し、三脚の設置位置を
微調整したり、花火歓談を。幸い私の隣の方は花火愛好家で、
写真マニアではなく、花火の会話が成立。
 途中周辺の方と交代交代で休憩、買出し等を行い、私も一旦
車に戻り撮影機材を取りに行ったり、夕食を買出し開始を待つ。

 花火の開始は大手橋のナイアガラから。その後スターマイン、
ワイドスターマインと続く。ワイドは素晴らしく、観覧エリアも
打上場所から近く迫力満点。
 私の観ていた大手橋付近からは通常の打上は川を正面に見、
三尺玉のみ左手11時方向で上がる。大手橋付近がカメラマンの多く
集まる激戦区。

 終盤に近づくと目玉の一つ長生橋のナイアガラ。
 ナイアガラが始まったすぐに尺玉が一発上がり、それの位置で
三尺玉の位置もわかる。三尺玉は見事で絵になる一枚を
無事撮れた。至福の時である。
 その後またスターマインが続くが、21時に尺玉99発が有り、
3発同種を同時打ち。笑いが止らない豪快さ。しいて難を言えば、
もうちょっと打ち上げ歩ピッチをゆっくりとして欲しい。
 そして三尺玉がもう一発。こちらはナイアガラ無し。
 デザイン花火の後ラストを飾るフェニックス。
 私も少ないながら協賛金を払っている。
 開始前のアナウンス時から周りからフェニックスコールが上がり、
会場の興奮の絶頂に差し掛かる。
 事前情報で6箇所で各200〜250mの間隔の有る
前代未聞の超大型のスターマインと聞いていたが、上がり始めて
視界以上の大花火に感無量。写真も12mm(18mm相当)でも話に
ならず、4箇所のみ写る事に
 4箇所が大手橋より向こうと成り、手前4箇所はそのままで
視界に入るが、残りに個所は右に向かないと入らない。
 6箇所共基本的に同じ打上で(色が違う位)、大玉ばかり。
 尺玉ばかりで上げていると思われる豪快な花火の素晴らしさと
長岡の復興の有様等感動し、いつしか涙を流す事に。
 私自身も感嘆の叫びを上げ、撮ってはいたが、上の空で
見とれながらかろうじて撮影。
 色々な意味、想いが込められ、一般からの協賛金が奇跡の
2000万円を越えた素晴らしい企画で感動。
 花火で大きく感動したのは熊野の大仕掛け&三尺だったが、
それと肩を並べる素晴らしい感動だった。
 
 花火終了後撤収となるが、ゆっくり機材をしまい、ある程度
混雑が収まるのを待って撤収。
 ゴミを車まで持ち返ろうとしたが途中で係員に強く置いていってくれと
言われた為ゴミの集積場に置いていった。
 放送でも途中途中でゴミの事は放送しており、その姿勢も徹底しており
感心。会場のゴミも皆無に等しくこれほど気持ちの良い会場は見た事が
無かった。
 
 
カメラ:ニコン D2X
     ニコンD2H
レンズ::トキナf12-24mmF4
   シグマf24-70F2.8
   シグマf18-50F3.5-5.6
ピント:マニュアル
露出:マニュアル
露出はバルブにて